大府市高齢者相談支援センター開催、ケアマネージャーさん対象の講習会「ケアマネねっと」に講師として参加しました。
今回のテーマは「災害時の備えについて考える」でした。
市の危機管理課からは、災害発生時に怪我なく生き残るためのLCP(生活継続計画)と災害が起きた後の避難、避難所について。
人のことばかりで、最後にチラッと屋根の無いペット用の避難場所の説明がありましたが、せめてテントを張らなくていいように、屋根と床のある所を確保すべきだ!!
地域福祉課からは、要支援者対策として、福祉避難所について位置付けの見直しと受入対象者など具体的な話がありました。
当会からは、先ずは猫のことを知ってもらうことが大切と、猫の習性や繁殖力を交えながら、高齢者の入院や施設入所、又は亡くなられた時による飼い猫の置き去りを防ぐための事前準備(猫カルテ作成やペットの委託先を決めておく等)や、玄関に猫を飼っている印を貼るとか、特に猫は日頃からのケージやキャリーバッグを活用をしておくと災害時に役に立つということと、実際にあった高齢者からの相談をお話しさせていただきました。
猫(ペット)カルテや猫を〇匹飼ってるという玄関表示は、是非、社協で作ってほしいです。
今日のことがきっかけとなり、置き去りにされるペットをなくすための事前準備を、さまざまな機関(行政や福祉現場の人たち等)が連携して、日頃から相談にのり情報を共有し、問題が起きる前に対処していける仕組み作りができていくことを望みます。問題が起きてからでは遅いのだから。
ケアマネジャー、高齢者相談支援センター職員、社会福祉協議会職員と20人程参加してくださってました。犬は散歩があるし、鳴き声で飼っている家がわかりますが、猫は完全室内飼いだとご近所付き合いがなければ尚更分かりません。やはり、高齢者のお家に出入りしてる民生委員やケアマネジャー、ヘルパーさんの情報がとても重要になってきます。猫を飼ってないとなかなかわからないこともあるかと思いますが、少しでも伝えることができて良かったです。こういう機会を与えて下さりありがとうございました。